2016年に誕生した世界初のバーチャルインフルエンサー Lil Miquela。そんな彼女は今ではバーチャルインスタグラマーとして音楽にファッションと幅広く活動の幅を広げている。そして翌年2017年には「スーパーモデル」をコンセプトとして誕生したShudu、続いて2018年には「フィガロ」のカバーへの起用や「ディオール(Dior)」のリップスティックコレクション 「ルージュ ディオール ウルトラ ルージュ」の顔にも抜擢されたnoonoouriとバーチャルインフルエンサーがここ数年で話題になってきている。
View this post on InstagramReady to make this jacket my entire personality. 🐎 #HorseGirlButMakeItFashion
Lil Miquela
Shudu
noonoouri
そして日本でも同様の流れは起き、2018年に日本初となるバーチャルインフルエンサーimmaが誕生し、その独特な世界観と実在する人物と見間違えるようなCGクオリティーが世界的な話題に。
そんな中、国内2人目となるバーチャルインフルエンサーが誕生しSNS上でじわじわと話題になっている。彼女の名前は葵プリズムと言い、バーチャルギャルを自称し独特な言葉遣い、絵文字使いやファッションセンスを魅せている。
そんな彼女に関して興味深い部分がある。それは独自の交友関係、コミュニケーション方法にある。わかりやすい所で言えば、音楽シーンだけではなくそのセンスや言動からファッション業界やメディアにも注目される水曜日のカンパネラのコムアイやテレビ等メディアへの出演も多く、今話題のメディアアーティストでもある落合陽一とのツーショット写真を自身のSNSへアップしている。
Twitterを覗いても、美人姉妹TikTokerとして人気を得たえりかや元YouTuberで現在は起業しアパレルブランドを運営するぷることのリプライを見ることが出来る。
葵ちゃんさんロボットだと思って素敵すぎてずっと見てたら生きてるものに見えてきました。(大混乱
— Erika (@myxx_er) 2019年3月5日
こういった交友関係の構築やオリジナリティーのあるコミュニケーションなどはこれまでのバーチャルインフルエンサーにはあまり見る事が無かった部分であり、さながら彼女が自称するギャル用語を用いて言うなればギャルサーのようなコミュニティーの構築にあたるのだろう。
2019年誕生した世界初のバーチャルギャル 葵プリズムはデジタルコンテンツと言う範疇を超え、現実世界へも影響を与える人物になる予感が伺える。そんな新たな時代の象徴になりうる存在、葵プリズムの今後の活動には大注目である。